基礎を徹底しよう

お知らせ

あいまいな表現は混乱を招く

前にも書いたかもしれませんが、ちょっとおもしろい調査が。
「7割弱」は何パーセント?
生徒たちに聞いてみると、結構な割合で「間違った」認識をしている子がいます。
ほかにも、「5時10分前に集合」と言われたら何時何分に行く? と聞くと、「5時」とか「5時5分」と答える生徒もいます。それも結構な割合で。ご覧くださっている保護者の皆様、お子様にも聞いてみてください。

もちろん、5時10分前に集合と言われたら4時50分までにはそこにいないと遅刻になるわけですが、イマドキは「~弱」とか「~前」とか、あいまいな表現は避けなければ意図したこととは違って伝わるケースが増えているんですね。

基礎って何さ

勉強面でもなんでも、基礎が重要であることに異論を持つ人は少ないと思いますが、では基礎って何でしょう、となるとこれまた意見が割れそうですよね。
算数/数学であれば、+-×÷の四則計算や分数、単位の換算などが多くの人にとっての基礎と言っても良いでしょう。
では英語は? 国語なら? ちょっと難しいですよね。

中1の英語が難しくなっているというのはご存じの方も多いと思いますが、そうした中で、中学校で行われるこの時期の英語の授業はなかなか進みません。生徒に聞いてみると、生徒たちが自己紹介をしているとか、英語の歌を歌っているとか。先生方もいろいろと工夫されているようです。

フォニックス

邑久教室では、この時期の中1の英語の授業ではフォニックスに時間を使っています。
フォニックスというのは、英語の文字(つづり)と音の関係を学び、英語の正しい読み方を習得するための学習法です。こう書いたらこう読むのが基本です、という英語のルールですね。日本語で言えば50音を学ぶことに近いでしょうか。

入り口の段階で認識がちがう

日本語と英語の大きな違いの一つに、文字の読み方があります。
日本語はで「あ」と書いたら読み方は「ア」以外にはありませんね。当たり前すぎて何を言っているのかわかりづらいかもしれませんが。
英語はというと、「a」と書いて「ア」と読んだり「ウ」に近い読み方をしたり「オ」と読んだり「エィ」と読んだり、前後の文字とのつながり次第で読み方がいくつかに分かれるんですね。
で、それを初めて英語を習う段階であまりしっかり教わらないことが多いようです。

これ、致命的ですよね。小学校ではローマ字を習うので、子どもたちにはその影響が強く残っていて「a」を見た瞬間に「ア」、「o」を見たとたんに「オ」という「音」が頭に浮かぶのです。
ですが、実際には英語で「o」と書くと「ア」に近い音か「オゥ」と読むのが基本なんです。
ところが、小学校でも習うし日常にもあふれている「外来語」がそもそも(英語という視点で言うと)間違っていることも多いんですね。例えば「energy」なら、「エナジー」ドリンクを飲んで「エネルギー」を補給しているわけですもんね。walk/workなんかも区別できていない生徒が多い単語です。「dog」だってドッグではありません。実際の発音は「ダァグ」みたいな音です。

ただ、発音に関してはお伝えするべきことがたくさんあって、ざっくり言うと
・国によって結構ちがう
・世界では「外国語として英語を話す人」がほとんど
だからあまり発音を気にしすぎる必要はない、という点も重要です。発音の良しあしを気にしすぎて話せなくなてしまっては本末転倒ですから。
それでも、日本で学ぶ英語は基本的にアメリカ英語なので、それをベースに学習していく必要があります。

最近はリスニングテストでもアメリカ以外の英語が放送されたり、学校のALTもアメリカ人ではなかったりするのでよけいにややこしいですが。

1文字1音じゃない

とにかく、ローマ字読みとは全然違う(特に母音)ということと、一つの文字でいくつもの読み方があって、スペリング、つづりによって読み方が違うという点を理解すること、そしてその基本を覚えておくことは、英語学習にはとても重要です。
なのでこの辺を小学校英語で学ばせるべきなのですが、残念ながら日本では先生方がそれを学んできていないので教えられない。ひどい人だと「単語はローマ字読みで覚えなさい」という先生もいるそうですよ。それも邑久中に。
本当ならこんなこと言いたくありませんが、これはさすがに最悪です。一番やっちゃいけない勉強法です。baseballは「バセバ11(じゅういち)」だそうです。勘弁してくれ。ローマ字読みで英単語を覚えるのは、まさに百害あって一利なし、です!

発音やスペリングの予想がつく

フォニックスができていると何が良いって、単語暗記が相当楽になる点でしょう。
例えば「神社:shrine」を「シュライン」とカタカナ読みで読み方だけ覚えている生徒は、「shurain」と書いたりしますが、フォニックスの基本ルールと「正しい」発音を認識していれば、ゴリゴリゴリゴリ何十回も書いて修行しなくてもスッとかけるはずですし、未知の単語に出会っても読み方が大体わかる/聞き取れば書き方が大体わかる、ということになります。単語暗記が格段に楽になりますね。

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