暑さにめっぽう弱いんです。湿気にはもっと弱いんです。
ここのところじめっとした暑さで参ってます。
もうすぐ梅雨ですね。。。。。。。。。。
思春期
昨日、ある生徒が泣いていました。
塾に来た時からいつもと様子が違っていて、今日はもう無理ー勉強したくないー帰りたいーとグダグダしていました。
どうやら親とケンカをしたそうで。授業が始まってもムニャムニャしていたので、やるか帰るかはっきりしろと言ったんです。
少し様子をうかがっているうちにシクシクと涙を流し始めました。中学生男子です。みんなの前で。
これは、、、と思い、しばらく肩や頭に手を置いて落ち着くのを待ち、周りに他の生徒がいなくなるのを待って話を聞きました。
習い事と勉強の両立ができず、やらなければいけないのは分かっているがなかなかできない。
両親からも勉強しろと言われる。いわれるとやる気にならない。
父は勉強ができた人で、妹もよくできる。比較されるのがつらい。
そんなことを話してくれました。
正直、うれしかったんです。話してくれたこともうれしかったし、彼が追い込まれて涙を流すほどつらいということは、行動には移せていないとしても、それだけ意識は強く持っているということです。
時間がない中でよく頑張っているのは理解している。
やらなきゃいけないという気持ちを強く持っていることもわかっている。
時間がなかったり親がうっとうしかったりというのは、程度の差はあってもだれもが持つ悩み。
その中で、やるべきこととやりたいことをどうやっていくか。
そこから逃げてはいけない。できることから少しずつ積み上げていくしかない。
親がお前に望んでいるのは、おそらく結果ではなく努力。
やりたいことを続けていくためにも、やるべきことを努力する姿を見せろ。
そんな話をしました。
帰り際になって、帰りたくない、友達の家に行こうかな、などと言っていたので、一緒に家まで行って話をしてあげようか?と伝えると、それは大丈夫、ちゃんと帰る。けど先生からお母さんに連絡しといて、と言われました。
ケンカした後だったので、どうするのがいいのかわからなかったのでしょう。
お母さんに電話で話をしました。彼に言われるまでもなく連絡するつもりではありました。
今日の子どもの様子、普段の様子、打ち明けてくれた想い、そして親御さんへのアドバイスなどをお伝えしました。
子供の将来の味方
思春期のお子様を預かっていると、何年かに一度、こういう事例が起こります。
随分前に、東京の塾で講師をしていた時にも、子どもが家出をした、キツナイ先生を慕っているので話を聞いてやってほしい、と言われて迎えに行ったこともありました。
私が常々気を付けているのは、保護者と子どものどちらの味方をするでもなく、子供の将来のために行動する、ということです。
中学生くらいだと、やはり自分に甘い子がほとんどですよね。正誤よりも欲望に判断基準を置きがちです。
そうした彼らに、時には憎まれながらも正しい(と私が思っている)ことを伝えていきます。
同時に、親御さんにも、間違っていると思ったことは伝えるし、こうした方が良いとお伝えすることもあります。
その判断基準は、子どもの将来のために、という視点です。
アルバイトで塾講師を始めてから30年が過ぎました。わかりやすい、楽しい、そんな授業は当たり前で、そこにプラスしてどう「自分色」を出せるか。ずっとそんなことを考えていたように思います。
子どもたちが大人になって、あーあの先生、こんなこと言ってたな、なんて思い出してくれるような存在になれたら名誉なことだなと思います。
たかだか週に数回顔を合わせるだけの、塾の先生。
だけど、だからこそ、子どもにとってさほど影響のないモブキャラにもなれるし、稀に大きな存在にもなりうる。
せっかくその子の人生にかかわるチャンスに恵まれたのだから、どうせなら良い影響を与えられる存在でありたいものです。




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