
こんにちは!津山東教室の尾崎です。今日も元気にブログ更新します!!津山の冬は寒いですね((+_+))今日は帰りに灯油を買って帰ります。さて、今日は兄弟姉妹で学力差があるときの接し方についてお話しします。
はじめに
「お兄ちゃんは成績がいいのに、どうしてあなたは…」 「妹はすぐに覚えるのに、なんであなたは…」
こんな言葉を、つい口にしてしまったことはありませんか? 兄弟姉妹がいる家庭では、学力や性格の違いが日常の中で自然と浮き彫りになります。特に学力差がある場合、親としての接し方に悩むことも多いでしょう。
この記事では、学力差がある兄弟姉妹に対して、保護者のみなさまがどのように接し、どのような言葉をかけ、どんな環境を整えていけばよいのかを、教育現場の視点から具体的にお伝えします。
1. 学力差は「個性の違い」
まず大切なのは、「学力差=能力の優劣」ではないという視点です。 学力には、記憶力・集中力・論理的思考力・表現力など、さまざまな要素が関わっています。そして、それぞれの子どもが持つ得意・不得意、興味関心、成長のスピードは異なります。
たとえば、兄は計算が得意でテストの点数が高いけれど、妹は読書が好きで表現力に優れている。そんなケースも珍しくありません。 学力の「見えやすい部分」だけで判断せず、子ども一人ひとりの「育ちのかたち」に目を向けることが、第一歩です。
2. 比較は「無意識」に起こるもの
意図せずとも、兄弟姉妹の比較は家庭内で起こりがちです。 「お兄ちゃんは宿題をすぐに終わらせるのに…」 「妹は塾のテストで上位だったのに…」
こうした言葉は、励ましのつもりでも、子どもにとっては「自分は劣っている」「親に認められていない」と感じさせてしまうことがあります。 特に、学力に自信がない子どもほど、比較されることで自己肯定感を失いやすくなります。
大切なのは、「誰かと比べる」のではなく、「昨日の自分と比べる」視点を持たせること。 「昨日より漢字を3つ多く覚えられたね」 「前よりも集中して勉強できていたね」 といった声かけが、子どものやる気を引き出します。
3. それぞれの「学び方」を見つける
学力差がある場合、学び方のスタイルが異なることが多いです。 たとえば、兄は一人で黙々と問題集を解くのが得意だけれど、弟は誰かと一緒に学ぶ方が理解が深まるタイプかもしれません。
子どもそれぞれの学び方を観察し、合った方法を一緒に探していくことが大切です。 ・音読が効果的な子 ・図やイラストで理解する子 ・実際に手を動かして覚える子
「この子にはこのやり方が合っている」と気づいたら、それを尊重し、サポートしてあげましょう。
4. 成績が高い子への配慮も忘れずに
学力が高い子どもは、親から「できて当たり前」と思われがちです。 しかし、実はその子も「期待に応えなければ」「失敗できない」というプレッシャーを感じていることがあります。
また、兄弟姉妹の中で「自分ばかりが褒められている」と感じると、罪悪感を抱いたり、関係がぎくしゃくしたりすることも。
だからこそ、学力の高い子にも「努力を認める声かけ」を忘れずに。 「いつもコツコツ頑張ってるね」 「弟の勉強を手伝ってくれてありがとう」 といった言葉が、心の安定につながります。
5. 家庭内で「役割」をつくる
兄弟姉妹の学力差を前向きに活かす方法のひとつが、「教え合い」です。 学力が高い子が、下の子に勉強を教えることで、理解が深まり、自己肯定感も高まります。教えられる側も、兄弟姉妹からの説明は受け入れやすく、学びやすいという利点があります。
ただし、無理に押しつけるのではなく、自然な形で「一緒にやってみようか」と促すことが大切です。 また、勉強以外の場面でも、それぞれが得意なことを活かせるような「家庭内の役割」をつくると、互いの存在を認め合いやすくなります。
例: ・兄は勉強を教える係 ・妹は家族の予定をカレンダーに書く係 ・弟はペットの世話係
こうした役割分担は、家庭内のチームワークを育て、自己肯定感を高めるきっかけになります。
6. 「努力のプロセス」を見てあげる
テストの点数や偏差値は、あくまで「結果」にすぎません。 しかし、子どもが本当に見てほしいのは、「その結果に至るまでの努力のプロセス」です。
・毎日10分ずつ漢字練習を続けた ・苦手な算数を自分から質問した ・塾の宿題を自分で管理できた
こうした小さな成長を見逃さず、言葉にして伝えることが、子どもの心を支えます。 「頑張ってるね」「前よりも集中できてるね」 そんな一言が、子どもにとっては大きな励ましになります。
7. 「家庭の空気」が子どもを育てる
兄弟姉妹の学力差に悩むとき、最も大切なのは「家庭の空気」です。 比べる空気、焦らせる空気、諦めさせる空気ではなく、 認め合う空気、励まし合う空気、安心できる空気をつくること。
そのためには、保護者様自身が「子どもを信じる姿勢」を持つことが大切です。 「この子にはこの子のペースがある」 「今は伸び悩んでいても、必ず花開くときが来る」
そんな信頼のまなざしが、子どもにとって何よりの栄養になります。
8. 塾との連携で見えてくること
塾では、家庭とは違う角度から子どもを見ています。 ・どんなときに集中力が高まるか ・どの教科に自信を持っているか ・どんな声かけでやる気が出るかなど。
大変ありがたいことに萌昇ゼミ津山東教室では兄弟姉妹で通塾していただくケースが多いです。1クラス4名の強みを活かし、その生徒に適した声掛けと指導を行っています。
また、こうした情報を、保護者様と塾が共有することで、より的確なサポートが可能になります。 「家では見せない一面がある」 「塾ではこんなふうに頑張っている」 そんな発見が、家庭での接し方のヒントになることも多いのです。
9. 最後に:比べず、信じて、育てる
兄弟姉妹の学力差は、決して「問題」ではありません。 それは、子どもたちがそれぞれの道を歩んでいる証です。今後もそれぞれの子どもたちの個性と現在の学力にあった声掛け、指導を塾でも日々行っていきます。


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